タロット占いをしていて「なぜか大アルカナばかり出る…」と不思議に思ったことはありませんか?
大アルカナは人生の節目や大きな変化を象徴するカード。
そのため、頻繁に出現すると「何か特別な意味があるのでは?」と不安になったり、逆にワクワクしたりする方も多いでしょう。
この記事では、「大アルカナばかり出る理由」やその背景、正しい読み解き方や対策方法までを詳しく解説します。
初心者の方でも安心して読めるよう、丁寧にポイントを整理しています。
占いの精度を上げたい方、自信を持ってリーディングを行いたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
タロットで大アルカナばかり出る理由とは?
心理状態やエネルギーが影響する
シャッフルやカードを引く際、占い師や相談者の無意識のエネルギーや心の状態が出方に影響を及ぼすことがあります。
特に強い感情やテーマがあると、それが大アルカナへの偏りを生む場合があります。
質問のテーマが「人生の転機」に関係している
質問内容が結婚・転職・引っ越しなど、人生の節目に関わるものなら、大アルカナが出やすくなります。
カードは無意識に「大事な変化だ」と反応するためです。
シャッフルや占法の癖
長年同じ方法で占うと、特定のカードが偏りやすくなります。
たとえばリバースを重視する人や扇状に広げて引く人は、シャッフルの癖が結果に影響することがあります。
大アルカナが意味するもの
大アルカナとは?
タロットカード78枚のうち、人生の大きなテーマや転機を象徴するカード群です。
「愚者」「吊るされた男」「死神」など、人生の節目や魂の学びを示唆します。
タロットは22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナに分かれています。神秘的でパワーが強い大アルカナ。
大アルカナは、それぞれ番号が振られています。
0:愚者 1:魔術師 2:女教皇 3:女帝 4:皇帝 5:教皇(法王) 6:恋人 7:戦車 8:力 9:隠者 10:運命の輪 11:正義 12:吊るされた男 13:死神 14:節制 15:悪魔 16:塔 17:星 18:月 19:太陽 20:審判 21:世界
小アルカナとの違い
小アルカナは日常や感情の細かい動きを表すのに対し、大アルカナは人生における大きな流れや学び、転換期を意味します。
小アルカナが“地面”の話なら、大アルカナは“空”を飛ぶようなスケールです。
22枚が伝える「魂の旅」
0番「愚者」から21番「世界」までの道のりは、魂の成長ストーリー。
よく出るカードを通じて、その人の現在地や未来の課題が浮かび上がります。
大アルカナ連発時の読み方とコツ
全体のストーリー性を捉える
複数枚の大アルカナが出た場合、それぞれのカードがどのように「物語」を紡いでいるかを意識してリーディングします。
例えば「恋人→塔→星」という流れなら、関係の変化が希望へ向かう過程が読み取れます。
キーカード中心のリーディング
連続して出たなかで特にインパクトが強いカードを中心にリーディングを展開しましょう。
たとえば「死神」が出れば、他のカードが示す変化の意味合いが強調されます。
感情とメッセージの一致を確認
リーディング時、自分や相談者の感情とカードから受け取るメッセージが一致しているかをチェックします。
違和感があれば、他の角度から再読解してみましょう。
大アルカナばかり出るときの対策と占いの工夫
シャッフル法の見直し
切り方を変える(リバース重視・論理的なカット法にする)ことで、カードの偏りを改善できる場合があります。
小アルカナの出やすいスプレッド活用
ケルト十字の一部ポジションを小アルカナが出やすい形に調整するなど、意図的にバランスを取る工夫が有効です。
質問の言い回しを調整する
「人生について」など抽象的な質問ではなく「今日の仕事で注意することは?」のように具体的に問うことで、小アルカナを引きやすくなります。
大アルカナが多い占い結果を活かすには?
大きなテーマへの意識を向ける
大アルカナは“これから向かうべき方向”や“内面的な課題”を示しています。
結果を未来のガイドとして活かしましょう。
過去・現在・未来の流れを整理する
出たカードを時系列的に並べ、過去にあったこと→今感じていること→これからの可能性を可視化します。
マインドマップやノートにまとめると効果的です。
リーディング後の内省と行動をセットにする
大アルカナのメッセージを受け止めたら、「具体的にどう行動するか」を一緒に考え、「今日できることリスト」を作成して占いを日常に活かしましょう。
この記事が、「大アルカナばかり出る」現象を理解し、占いに活かすヒントになれば幸いです。
リーディングの精度を高めて、自分や相談者の状況をさらに深く読み解いていきましょう。